日銀が政策金利を1.25%程度へ引き上げた直後、外国為替市場では円売りが進み、ドル円は一時1ドル=158円台まで円安・ドル高が進みました。 利上げは本来、円買い材料になりやすい一方、今回は「織り込み済み」と受け止められ、先の利上げペースへの失望が円安を広げた、との見方が強いです。
なぜ逆に円安になったのか
第一に、反対票です。政策委員9人のうち2人が据え置きを主張し、市場は日銀が利上げで一枚岩ではない、と読みました。米FOMCは同じ週に全会一致で利上げを決めており、日米の「足並みの揃い方」の差が意識されました。
第二に、植田和男総裁の会見です。追加利上げの時期や幅を具体的に示さず、「緩和的な環境は続く」と述べた点が、タカ派を期待した市場には物足りなかった、との指摘が出ています。
第三に、金利差です。米政策金利は3.75〜4.00%へ上がっており、日銀が1.25%でも差はなお大きい、という構図が残ります。
家計・企業
円安が再燃すると、輸入物価を通じてエネルギーや食品のコスト圧力が再び強まりやすくなります。輸出企業には収益面で追い風になり得る一方、家計の体感物価とは逆方向です。水準は速報で変動するため、最新値は市場情報で確認してください。投資助言ではありません。
まとめ
利上げ決定後にドル円は一時158円台まで円安が進みました。次の材料は、植田和男総裁の追加発言と、米金利の持続力です。News.comは為替の続報を追います。
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