WTI原油先物は9月10日、一時1バレル=104ドルを上回り、中心限月として5月中旬以来の高値を付けたと報じられました。 ホルムズ海峡の緊張に加え、紅海側の代替ルートにも障害が出始めたことが背景です。
何が価格を押し上げたか
サウジアラビアの東西パイプライン稼働停止と、フーシ派によるモカ制圧などバーベルマンデブ海峡周辺の緊張が重なりました。米エネルギー情報局(EIA)によると、同海峡経由の石油輸送は前年同期比で大幅増となっており、ホルムズ代替としての重要性が高まっていました。代替路が止まれば影響は大きい、という読みです。
米国内のレギュラーガソリン平均価格は1ガロン=4.31ドル前後と、家計が負担増を意識しやすい4ドル超が続いています。原油高は米インフレとFOMCの利上げ観測にも波及しやすい材料です。
日本への影響
輸入原油の円建てコストは、為替と原油の両方で決まります。円高が進んでも原油高がそれを打ち消す局面があり、家計のエネルギー負担は単純化しにくいです。
まとめ
WTIが一時104ドル超となり、紅海とホルムズの同時リスクが意識されています。News.comは原油・為替・中銀会合をセットで続報します。
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