高市早苗首相(自民党総裁)は、近く行う自民党役員人事で村井英樹元官房副長官を国対委員長に起用する方向で調整に入りました。 13日、自民関係者が明らかにしました。10月5日召集見通しの臨時国会では消費税減税関連法案などの重要案件が控えており、官邸と党国対の意思疎通を強める狙いがあるとみられます。

人事の中身

村井英樹氏は衆院埼玉1区選出、当選6回。財務省出身で、岸田文雄元首相の側近の一人としても知られます。岸田内閣では首相補佐官や官房副長官を務め、現在は衆院議院運営委員会の与党筆頭理事や国対筆頭副委員長などの経験があります。高市首相は13日午後、木原稔官房長官と公邸で約3時間会談し、一連の人事を協議したと伝えられています。

内閣改造では、自民の古川俊治参院議員の入閣も浮上しています。古川氏は医師・弁護士資格を持ち、厚生労働分野に知見があるとされています。役員人事は16日前後、内閣改造は17日前後の実施が取り沙汰されています。

なぜ今、国対なのか

臨時国会では食料品消費税の減税関連など、与野党の攻防が激しくなりやすい法案が並びます。国会運営の実務を担う国対委員長は、官邸方針を党の現場に落とし込む要職です。官房副長官経験があり、議運・国対の実務も知る村井氏を抜擢することで、円滑な国会運営を狙う構図です。

一方で、抜擢人事は党内勢力図の再編にもつながります。来年の総裁選を見据えた処遇や、参院側との距離感も今後の焦点です。

まとめ

高市首相は村井英樹氏を国対委員長に充てる方向で調整しています。減税国会を前にした実務強化の人事として注目されます。News.comは役員人事・内閣改造の続報を追います。