航空自衛隊は、三沢基地所属の大型無人偵察機「グローバルホーク」が9月15日、鳥取県沖で通信が途絶したあと墜落したと断定しました。 付近を航行する船舶への影響や人的被害は、現時点で確認されていない、としています。
何が起きたのか
事故機は15日午前10時20分ごろ、青森県の三沢基地を離陸しました。午後0時55分ごろ、鳥取県沖の北約50キロを飛行中に通信装置の接続不良が発生し、その約3分後にレーダーから航跡が消えました。森田雄博航空幕僚長は、訓練ではなかった、と説明しています。
通信途絶から約1時間半後、海上保安庁の巡視船などが海上で浮遊物を発見。写真分析などを経て、空自は16日に墜落と判断しました。本来は通信が途絶しても自律飛行できる仕組みがありますが、今回はそれが正常に働かなかった可能性がある、とみられています。フライトレコーダーは搭載されておらず、事故調査委員会が原因を調べています。
監視体制への影響
自衛隊が保有するグローバルホークは3機で、いずれも三沢基地に配備されています。1機を失うと、中国やロシアの活動が意識される周辺海域の監視に制約が出る、との懸念が専門家から出ています。もう1機が整備に入れば、運用はさらに細る、という指摘もあります。
まとめ
空自のグローバルホークが鳥取沖で墜落し、人的被害は確認されていません。原因究明と残る機体での任務継続が焦点です。News.comは調査の続報を追います。
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