大型で非常に強い台風27号(チョーイワン)は5日午前9時現在、小笠原近海を時速約20キロで北北西へ進んでいます。 中心気圧は925ヘクトパスカル、中心付近の最大風速50メートル、最大瞬間風速70メートル。東側約220キロ以内と西側約165キロ以内が暴風域です。衛星画像では目が明瞭で、発達のピークに近い、との解説が目立ちます。父島や母島は強風域に入り、父島では未明に最大瞬間風速19.1メートルを観測した、と伝えられています。暴風域に入る可能性は低い一方、風は6日朝にかけて続く見込みです。
小笠原村には波浪警報が出ており、今夜から6日朝にかけては波の高さ6〜8メートルの大しけが予想されています。気象庁は小笠原諸島で6日にかけて、うねりを伴う高波に警戒するよう呼びかけています。その後は北東へ向きを変え、7日朝には本州の東海上、8日には千島・カムチャツカ方面で温帯低気圧化する予想です。本州上陸の可能性は低い一方、関東から東北の太平洋側は6〜7日に高波のおそれがあります。大陸からの高気圧との気圧差で、北西の風が強まる所もあります。
台風25号で地盤が緩んだ千葉・神奈川では、本州から離れていても少ない雨や高波で二次災害が起き得ます。印旛沼は応急措置が終わったばかりで、沿岸のうねりと内地の雨を分けて見てください。船舶は太平洋側のうねり、航空は島しょ部の欠航を個別確認が必要です。数値と進路は更新されるので、気象庁の最新発表を優先してください。
同じ5日朝には、ミッドウェー諸島近海のハリケーンが日本の観測領域に入り台風28号(ノロ)となり、マーシャル諸島近海では台風29号(コグマ)も発生しています。27号の間接影響と、後続台風の西進は別物です。混同せず、発表単位で読んでください。避難や欠航の判断は自治体と運航会社の情報に従ってください。
News.comは6日までの高波ピークと、本州太平洋側のうねりを続報します。煽らず、島しょ部の実況を公式観測で更新します。
小笠原は本州から約1000キロ離れ、物流と観光、生活物資が船と空に依存します。高波が続けば、定期船の欠航が島の在庫と医療搬送に直結します。暴風域に入らなくても「しけ」だけで生活が止まる点は、本土の台風報道では過小評価されがちです。父島の瞬間風速が20メートル前後でも、波が8メートルなら港は使えません。観光客は直前の欠航に備え、現地の宿泊と復路をセットで確認してください。
本州側で必要なのは、太平洋岸の防波堤、養殖、サーフィンや磯釣り、海岸道路の通行止めです。25号の被災地では、少ない雨でも斜面が動き得ます。夜の崖、増水した水路、復旧工事中の仮設には近づかないのが基本です。予報が「上陸しない」でも、うねりは数百キロ先まで届きます。学校や交通の判断は、特別警報の有無より自治体の避難情報を見てください。
News.comは気象庁の実況・予報円・波浪警報を更新します。27号が温帯低気圧化したあとも、東海上の低気圧として波を残すことがあります。28号・29号の接近は別記事で追い、この稿では小笠原と本州の高波に絞ります。
今夜から明日朝が波のピーク、というのが現時点の中心シナリオです。ピークがずれるのは普通なので、朝の実況で判断を更新してください。停電時は、ラジオと携帯電話の充電、持病の薬が優先です。写真を撮りに防波堤へ行くのは危険です。News.comは観測値(気圧、風、波)を気象庁ベースで書き、個人の投稿動画は出所が確認できる場合だけ補助にします。温帯低気圧化の日時は予報円の更新で変わります。
高波は、見た目の晴れ間と共存します。空が明るくても防波堤は危険です。子どもの海岸遊び、釣り、写真撮影は今夜から明日朝まで控えるのが無難です。25号の被災地では、仮設とブルーシートが風にあおられないかの点検が先です。公式の波浪警報が解除されるまで、楽観しないでください。
進路と勢力は数時間で更新されます。避難や欠航は気象庁と小笠原村、運航会社の発表を正としてください。観測値は速報で、確定報で修正されることがあります。
島しょ部の医療搬送と物資は、高波が続く時間帯が勝負です。本土のニュースより、村の防災無線を優先してください。
まとめ
台風27号は925ヘクトパスカルで小笠原に最接近。上陸より高波が焦点です。気象庁の発表を優先してください。
まだコメントはありません。最初の一言をご投稿ください。